KAT-TUN田口氏脱退について一ハロオタが感じた事
を、書きます。
まず最初に断っておきますが、私はKAT-TUNオタでもなければジャニオタでも無いです。ツイッターでフォローしている人たちの中に、KAT-TUNやジャニーズが好きな人たちがいて、少し目に触れることは多いですが、私自身は違います。モーニング娘。をはじめとするハロー!プロジェクトが好きなハロオタで、仕事中にもハロプロのことがよぎる程度のオタクです。
それでも、田口淳之介さん(以下、田口くん)の脱退はショックでした。普段あまりテレビを見ない中で、フォロワーさんたちの影響もあって、田口くんがテレビで笑っているのを見ると「ああ頑張っているんだな」「いつも可愛い顔で笑う人だな」と思っていました。画像を見て、「きれいな顔をした人たちだな」と思っていましたし、二次元のアイドルかな???????と思うくらい、KAT-TUNが、田口くんが、アイドルとして生まれてきた人たちなんだなとすんなり腑に落ちたように感じていました。
私は、どの曲が好きだとかもないし、ちゃんとライブに行ったこともないし、どのメンバーの担当だとかそういうのも全くなくって、けれどなんとなく外野として応援したいグループだと感じていました。それはやはり周りの影響もあったものの、彼らの魅力でしょう。
ここまでが長かったのですが前置きです。
タイトルの通り、私が田口くんの脱退で感じた、あくまで雑感を書きます。保険を掛けるようであれですが、私の第一のスタンスとして、メンバーの誰一人責めるつもりがないことをご留意いただけると幸いです。
続きを読む酔っ払いが思うがままに少年少女について書いた
少女を初めに花にたとえた人はとても偉大である。
と思うわけです。
結局のところ結論から話してしまえば、少年も少女も花であると思うのですけれど。
アイドルを追いかけていると、あまりにも急な成長を目の当たりにすることが珍しくない。たとえば、末っ子で甘えていた佐藤優樹が思慮深い面倒見の良さを見せるようになるだとか。
私は女性アイドルしか追いかけていないけれど、しばらく見ないうちに子役の男の子が声変りをしていたり、といった状況はやっぱり見かけるわけです。
つまるところ、あっという間に少年も少女も大人に向かってしまっていて、私たち大人はいやでも彼らより早い時の流れを感じていて、目を離さないようにしていなければ、気になるあの子はぐっと垢抜けて知らない表情をしているのです。
大人になってから幼かった彼女や彼を知るのも、それはそれで幸せなことです。今あんなに素敵な人間が、こんなに無邪気で失敗ばかりの子供だったなんて、と震えるのも楽しいことです。
それでもやっぱり、気になったものは気になった時に追いかけないと後悔をする。好きなバンドが解散をしたり、好きだったバンドマンが亡くなったり。そういった経験をしたことがある人もきっと多いはずです。
素敵な人に気づけたなら、今追いかけなければなりません。もちろん、通帳DVはよくないことなので、できる範囲で。
自分の見込んだ子が成長していくのは勝手に誇らしいし、幸せなことで、そう思わせる人たちのエネルギーの強さがまぶしくて大好きです。
っていう理屈で私はオタクやってます・・・。ハロプロもフィギュアスケートも、気づいたらみんな成長していくの三次元ちょーーーーーーーーーーたのしーーーーーーーーーーーって思います・・・。
それに付随して、ハロプロなら曲の変化とか、フィギュアなら衣装のトレンドとか、関連事項を追いかけるのも楽しいです・・・。オタク楽しいです。
結局のところ、オタクであることの懺悔をしたかっただけです。
特に中身のない酔い覚ましでしたとさ。
ジャニーズとハロプロをなんとなく並べて考えてみた
先日、「ジャニーズとハロプロの比較がしてみたい」とツイッターでつぶやいたところ、結構多くのフォロワーさんから反応をいただいた。
そこから私が勝手にいろいろ考えたことを文にまとめていこうと思うわけです。
※筆者はハロプロは出戻りにわか(ヘルミーくらい)、ジャニーズに関しては全くはまったことがありません。間違いがありましたら、やんわりとご指摘ください。
まず大きな差異として
何が挙げられるか。
簡単に言ってしまうと、事務所の力です。
身もふたもないことを申し上げていることは自覚していますが、実際そう結論付けざるを得ないのです。
それにはやっぱり理由があるわけで。私は、たぶんこれはパイの大きさによるんじゃないかなと思います。ジャニーズは、若い女の子、ひいては若くない女の子まで幅広くターゲットにしていて、未だメインストリームであり続けています。新しい若いグループやジュニアもいれば、もうお兄さん、四十路に足を突っ込んだメンバーもいる。旬が長い彼らに惹かれる人たちは増える一方です。そして、対抗するグループが極端に少ないこと。日本のダンスユニットも韓国人アイドルもいるにはいますが、やはり男性アイドルといえば、ジャニーズ一強の時代はまだ続くでしょう。
一方、ハロプロ。アイドル戦国時代と言われて久しいですが、ハロプロもその真っ只中にいるわけであります。AKB48やももクロ、そしてその妹分・派生ユニット、メジャーデビューを遂げた新進気鋭のグループ、地下アイドル、ローカルアイドル…。まだまだ戦国時代です。ハロプロは、老舗ですし、一定のファンもいます。他のアイドルからも憧れられる位置にいますが、なかなかファン獲得は難しい。サブカルの許容度が上がり、男女共にアイドルが好きだと叫びやすくなったとはいえ、まだあの頃には届きません。モー娘。なら誰派?と聞いて誰もが応えられるあの頃からは遠ざかっています。小さなパイを取り合う現状では、事務所の力はなかなか強くなりません。
事務所の力が広報活動にどう影響しているか
ジャニーズもハロプロも、歴史あるアイドルの集合体であることには変わりありません。もちろん細かく長さを比べたら違いますが、現存する器としては非常に長く続いている物だと考えています。
では、事務所の力が広報活動にどのように影響しているか考えてみたいと思います。
ハロプロにあってジャニーズに無いこと
YouTubeを使った配信
ジャニーズはテレビ番組の露出が非常に多いですが、ハロプロは決してそうは言えません。自社の持つ番組は30分一枠。これではなかなか情報の発信ができません。これを受け、ここ数年、ハロ!ステなどのYouTubeの番組が週一ペースで更新されるようになりました。また、MVもネットで公開されています。ジャニーズは肖像権が厳しいことでも有名ですから、ネット上の情報量としては真逆だと思われます。(テレビから流れる情報量もある意味では真逆なのがハロオタとしてはつらいところですが…)
リリースイベント
確実に売れるか売れないかの問題です。やはり、CDの売れない時代で女性アイドルは本当に奮闘しています。良し悪しは抜きにして、握手会やトークイベントなど、全国各地を回ってリリースイベントをして、収益を伸ばしているわけです。ミニライブで場数を踏んだり、知名度を上げていくというメリットもあります。一方ジャニーズは、リリースイベントの必要は無いと言って過言ではないと思います。むしろ、ショッピングモールでリリイベをしようものならパニックになる気がします。
リリースで同じ戦略と言えば、多種売りでしょうか。どの歌手も似たようなことをしていますが、DVDがついてくる!とか言われたら欲しくなりますよね。私もなります。ジャニーズはCDに付属するDVDにメイキングを付けることが多いようですが、最近ハロプロでは自社番組や先述のYouTubeでの動画で公開することも多いです。ジャニーズが裏側はCDに付加価値を付けるものと考えているのに対し、ハロプロは興味を持ってもらうための材料と考えているように思えます。やはりこれも、”事務所の力”ってやつなんでしょうね…。
女性と男性と
ジャニーズは女性ファンが多い、ハロプロは男性ファンが多い。ジャニーズのことはあまりわかりませんが、ハロプロに女オタが増えてきたとはいえ、そう言えるはずです。ここからは、事務所の力とは関係なく、ファン層から見る違いを考察したいと思います。
DDと「担当」そして、情報
ハロオタはDDが多い。私自身もそうですし、事務所がそれを推奨している節もあります。夏と冬には全グループが集って、全国各地でパフォーマンスするツアー、通称ハロコンをしますし、三月にはひなフェス、年末年始にはカウントダウンコンサート。せっかく好きなグループがいるなら!とハロコンに行ったらまんまと別のグループのあの子が気になっちゃう、とかもあるものです。
一方、ジャニオタ界隈はというと、「担当」という言葉はジャニオタじゃない私でも知ってます。一人の人をより深く長く愛するんだろうなあと思います。また、グループの単独番組を持っていたり、雑誌も多く出ていたり、現実的に考えて他のグループ、他の人を追いかける余裕も無いようです。
ハロオタはDDを許容しますが、ジャニオタは、同担拒否、という言葉も同様によく聞きます。自分と同じ人を好きな人は絡みたくない!というわけです。これについて、ジャニーズが好きなフォロワーさんに聞いた意見を取り上げたいと思います。
@ccckkktttnnn @(ほかのフォロワーさん) 典型的なのはほんとうに恋する感覚で好きっていうひとたち、 あと最近知ったのは「自分より素敵な言葉で好きを綴ってる人をみると自分の好きが霞むから同担のツイッターとかブログは見たくない」っていうのとか…
— リサコ/risako (@koh_hus_say_te) 2015, 9月 2
これ!!!!これを読んだ瞬間脳天に雷ピシャーンされた気がしました。
まさに、女子ですよ。ほんと。
自分が女だから思うのかもしれませんが、女の子ってこうだなあって。
あと、ハロプロは、ハロ!ステとかGreenRoomとか、今では日々情報が集まってて、今ハロプロを好きになった人でも簡単に昔の映像とか追えてしまうんですね。しかし、ジャニーズは、あの時ああいうことがあったんだ、ということを口伝で伝えて自分でちょっとずつちょっとずつ情報を集めていくっていう…。女子の噂話みたいで、ああ、すごく女性的だと感じました。ファン層故、ということもありますが、事務所自体もそうなるべく動いてきたような気がしますね。
ただし!ハロオタにガチ恋がいるように、ジャニオタにもきっとDDはいて、みんな楽しく好きなように応援できればそれが幸せだと思います!!!!!
アイドルの寿命
また、女性アイドルがなかなか長く続けられない中で、男性アイドルは寿命が長い。そして、歴史も長い。それを集めていくのはきっと楽しいんだろうなと思います。V6さんが20周年ということですが、たとえば森田君の20年を後追いするだけでどれだけ時間がかかることでしょうか。(森田君を挙げたのは単に私の趣味です) 途中加入の有無もきっとここに理由があるはずです。女性アイドルは、加入と卒業を繰り返さないと、器自体を守りきれない。しかし、男性アイドルは長く険しい道であろうとも、同じメンバーで続けた方が、世間に覚えてもらうためにも、メンバーの結束のためにもきっとベストだからです。
アイドルであるということ
事務所の力、ターゲットそして本人たちの性別といった観点からここまで書いてまいりました。
そんななかで、私が惹かれるアイドルたちには共通点があります。
私が出戻りするきっかけになったももちこと、嗣永桃子(Berryz工房・カントリーガールズ)ちゃん。彼女は、普段テレビではぶりっ子キャラで女性受けが悪いんですーと言っています。でも、彼女のこの言葉で、完全に落ちました。それは、彼女がデビューした当初の言葉。
歌で人の気持ちを明るくできるようになりたい。きっと人生にくじけている人が、いっぱいいると思うから。
当時、10歳の少女が、これを言うんです。後追いで知った言葉にやられ、今もずっとももちが一番大好きです。
そして。
私が今回の記事を書くきっかけとなったのは、実は、ジャニーズJr.安井謙太郎くんです。Jr.とハロプロ研修生は似たようなものだろうと思ってたのも、実はちょっと違ったり、と知ったのは本当にここ数日のことで、何なら最近まで彼のことも知りませんでした。
でも、彼の言葉に胸を打たれました。
(ジャニーズは)画面で見てキラキラして楽しそうでラクそうでっていうイメージでいいと思う。俺のプライドがあるとしたら、見せないこと。それでいいと思う。楽しそうでチャラチャラしてそうでラクそうで、それで良い!それが一番嬉しい!そういうふうに見られてることが(超ガムシャラより)
出会いというのはわからないもので、きっと彼のこの言葉に出会わなければ、こんな4千字近い記事も書かなかったと思います。
幼いうちから、あるいは年長組として、たくさん考えて確固たる信念を持つ姿がたまらなく好きです。
見る人を幸せにするアイドルって、すごく素敵なお仕事です。かっこいいパフォーマンスを享受できているのは、彼ら、彼女らの努力のもとであって、その努力が透けて見えないまでに積み重ねた鍛錬の結果であって、人生のうちの何年もつぎ込んで私たちに見せてくれる。崇拝されるのは当然なのでしょう。あなたたちの青春を捧げてくれて、垣間見させてくれて、ありがとうと声を高らかに言いたい。
佐々木蔵之介フォトブック「動く森」刊行に寄せて
佐々木蔵之介さんが写真集を出す。
夢かな?と思いました。 本当でした。
*佐々木蔵之介さんが好きで好きで好きで かつて私が、ドラマ「鹿男あをによし」にて佐々木蔵之介さん、蔵さんにときめいてから早7年超。あの時10代だった私は20歳を超え、30代だった彼は47歳になりました。
ギラギラで初ドラマ主演が決まって大喜びしたことも、未だに覚えています。VHSに録画しました。まだ我が家にはDVDの録画機械がありませんでした。
怪我で入院した病院でハンチョウをかじりつくように見て、似顔絵をたくさん描きました。似てないけれど、ツイッターを始めていなかった私の愛の発散方法でした。
番宣を見ては、ドラマを見ては、はしゃいでいました。 誕生日にはお手紙と栞を送ったりしました。今でも毎年送ろうか逡巡して、自分の気持ち悪さに辟易してやめてます。また送りたい気持ちはあります。
初めて一人旅に東京まで飛んだのは、「こんばんは、父さん」のためでした。同じ空間に彼がいること、それが夢のようで、気持ち悪いくらい鑑賞後のアンケートに長文を連ねました。 この頃には、はしゃぎ方はやや落ち着いていましたが、恋が愛になったような落ち着き方でした。
そして忙しくなり、しばらく彼を追えなくなっても、心のどこかで彼を想っていましたし、想っています。 彼が幸せになってほしい、そして望むだけ演技をしてほしい。そんな気持ちを抱いています。
というほどまでポエムを紡がせる彼が。 佐々木蔵之介さんが。 写真集を。 出しました。
蜷川実花さんに撮っていただきたいだの、いっそ私が撮りたいだの、ずーーーっと言ってました。私。 そうしたら、フォトブック、出ました。 ありがとうございます。 神様はいたんだなって、思ってます。
っていう記事を書いてたの、すっかり忘れてた。 佐々木蔵之介さんのフォトブック、無事に手元に届いてしばらく経つのですが、写真のみならず蔵之介さんの文章も読める贅沢さ。 欲を言えば紙質ツルツルなら良かったかなっていうくらい。 特典のDVDですでに死にかけましたが、美しい人だなあという感想に尽きます。 美しい風景、美しい男、まっすぐな文章、素敵な本です。
刊行おめでとうございます。 またフォトブック2冊目もお待ちしてます。
言葉に敏感でありたいと思っていた話
幼い頃の夢は小説家だった。
今よりも確実に本を読んでいたし、集中力もあった。それは小児ぜんそくの入院のせいももちろんあったけれど、確実に退化している自分を甘受している。今現在も卒業論文の調べものから逃げてこの記事を書き始めている。そういう風に逃げでしか文章を書けなくなっている自分が嫌だと思いつつ、ある意味逃げとして選べるほどに言葉が好きなのだと思う。
最近、文字を書くことが減ったし、創作意欲もとんと衰えてしまった。でもいつか、小説を書いてダ・ヴィンチにインタビューされたいし、王様のブランチでランキングに載りたい。そんな不純な気持ちはある。けれど、その向こう側に透けて見えるのは、自分の書いたものが誰かに伝わればいいなという根本的な衝動である。やっぱり好きなものを書いて、認めてもらえたらどんなにいいか。
言葉が好きで、好きで、私の好きな文章を好きなだけ書いていければいいと思う。
そんな気持ちでこのブログを始めたのに、怠惰で放置してしまった。非常によろしくない。
そんな間にも夏のハロコンに行ったし、Juice=Juiceともモーニング娘。'15ともこぶしファクトリーと握手したし、アンジュルムなんてリリースイベントもライブも行った。小樽やニセコに旅行にも行った。何一つ言語化しないまま。もったいないことをした。
学生最後の夏休みだというのに。
もっと言葉に貪欲に生きていきたい、悔い改めたい、と思った夏の終わり。